日別アーカイブ: 2019年11月20日

野球でも骨盤が大切!運動のパフォーマンスを上げる3つのストレッチ〜山鹿市のやまが中央整骨院〜

11月になり世界野球2019、盛り上りましたね!
逆転優勝!ハラハラ・ドキドキでした…
侍ジャパン!凄い!そしてかっこいいなぁと!

 

やまが中央整骨院にも、野球をしている小・中学生が多く来院されますが
「先生、昨日の侍ジャパンみました?」
とみんな目をキラキラさせて、野球の話しをしてくれます。
この子達は本当に野球が好きなんだなぁ。
と思う反面、早くこの怪我を治してあげたい・怪我なく続けさせてあげたい!
と、いつも思います。

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野球というスポーツ上、怪我をする部分といえば肩や肘と思われがちですが…
実は肩や肘と同じくらい多いのが、腰や股関節の痛みや違和感で来院されるケースです。そこで今回、野球で生じる肩肘の痛み、そして腰痛の原因や骨盤の重要性、
自分で出来るセルフケア(ストレッチ)を紹介します。

 

 

・骨盤の重要性…!!

 

野球は体幹(からだの中心)を強く回転させる動作が多いスポーツのひとつです。
スイング・投球など、野球の直接的なパフォーマンスにおいて、とても重要なことです。体幹が安定せずにふらついていると、動くボールを正確に捉えることは難しいです。
インパクトの瞬間に体幹部の力が抜けてしまうと…骨盤も後傾してしまい、下半身の力を十分に使う事ができません。

バッティングもですが、
投球や捕球する体勢を想像してみてください。
捕球する姿勢は、ポジションによって少し異なりますが、
守備のときの構え方は重心を低くして前かがみの姿勢で行います。
前かがみの姿勢になっている時、骨盤は前傾した状態を保っています。
捕球姿勢・リードをとる構え、
何度も同じ姿勢を作り骨盤前傾が癖になってしまうのです。
以上の事を考えると、いかに骨盤が大切なのかが分かります。

 

 

・骨盤の前傾・後傾とは??

 

本来、骨盤はまっすぐ立っているんですが、前傾とは前に倒れた状態です。

 

 

※これが正しい骨盤の位置です


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上の写真と見比べても一目瞭然です。

 

※骨盤前傾
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まず前傾。
骨盤が前に倒れてしまい、腰が反った状態になってしまっています。
これを「反り腰」と言います。
反り腰になるとお尻が後ろに突き出た状態になり、背中の骨が後ろに出てきて背中が丸くなってしまいます。

 

 

※骨盤後傾

骨盤 後傾

次に後傾、
骨盤が後ろに倒れる方がいます。
普段からガニ股の人はハムストリングスが硬く骨盤が後ろに倒れてしまっています。
そして骨盤が後ろに倒れている方は腰椎の曲がりが少なくなり、
背中全体が丸くなります。
そのため、肩が前に出る傾向があります。

このように骨盤の倒れ方によっても、身体に出る症状は違うものになってきます。

骨盤が倒れた状態が癖になってしまうと、足が上がりにくくなってしまうため、
1歩目が遅くなったり、小さくなってしまいます。 1歩が小さくなると打球に追いつくスピードは遅くなり、また球際の打球が取れなくなる事が増えてきます。
骨盤がまっすぐ正しい状態でプレーができると、守備範囲が広がってきます。

 

先日、肩の痛み・違和感を訴えて来院された患者さんです。
小学六年生【野球】左投げ・左打ち
写真でも分かるように、左肩が前に出ていて投球障害が出やすくなるため
猫背矯正を行いました。

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まだ1回目ですが猫背矯正を行う事で、肩の位置がこんなにも変化しています。
肩の位置もそうですが、腰と膝の位置にも変化が!
この子自身も、治療後立ち上がってビックリ!
後ろに倒れそうな感覚と言ってました。
実際は、倒れたりしないのですが…
身体を正しい位置【首・肩・背骨・骨盤】に戻す事でそのような感覚になります。
この子の場合、練習・自主トレと普段から常に野球をしている状態で
身体はいつの間にか、野球身体【猫背状態】で生活を送っていました。
大人もそうですが子供の場合は、自覚症状がないため普段からの意識が
とても大切になってきます。

やまが中央整骨院では、自宅で出来るセルフケアの指導も行っています。
その中から、3つご紹介します!

 

大腿四頭筋ストレッチ

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1・左手で左足首を持ち上げる
2・背中のほうにひっぱりあげる
3・30秒〜1分
4・反対側も同様

このストレッチを行なうことで、
大腿四頭筋の硬さが無くなり骨盤前傾をまっすぐに治すことができます。
最初はふらついてしまうこともあるので、
反対側の手は壁についたり、何かにつかまってOK!
練習後や空いた時間にやってみてください。
しっかり伸ばしてあげる事で、股関節の固さもなくなってきます。

 

 

寝たまま耳ピタポーズ

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1・ ゆっくりとあお向けになります
2・両手を上げバンザイします
3・両腕を耳にできるだけピタッつける
4・10秒キープ

背中が丸まる要因となる広背筋の凝りを解消し、
前に出がちな肩を後ろに戻すのが目的のストレッチです。
肩まわりの筋肉がほぐれます。

 

 

はりつけポーズ

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1・あお向けになり、肩の高さで両手を広げる
2・肘を曲げて両手を胸の上に添える
3・ひじの角度は直角になるように肘から上をあげて胸を開く
4・10秒キープ

このポーズは猫背で縮んだ腕と胸の筋肉に効果があります。
大胸筋と肩関節を大きく刺激します。
背中が丸まったりすると、大胸筋が強張るため正しいポーズで
筋肉をほぐしてあげましょう。

 

 

 

 

最後に…
スポーツをするうえで怪我はつきものですが、
まずは怪我を予防するための対策を自分で行うことが重要になってきます。
そうすることで、パフォーマンスの向上にも繋がります。
これからもっと寒くなる季節です。
しっかりとストレッチを行い、ケガの予防・パフォーマンス向上を
目指していくお手伝いを、やまが中央整骨院でもおこなっています!
お気軽にご相談下さい!

 

 

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